試験会場にて

行政書士試験

試験会場で目にする事柄

行政書士試験の試験会場に行くと、皆さん最終確認に余念がないようすです。テキストを開いたり、問題集で最終確認をしたり、会場付近で手に入れた資格予備校の冊子を確認したりとさまざまです。

テキストや問題集に、ブックカバーをつけて丁寧に取り扱っている方もいれば、ぼろぼろになったテキストや問題集を持っている方もいます。書き込みでびっしりになっているものもあれば、ラインマーカーできれいに色分けされているものもあります。テキストや問題集ではなく、資格予備校のオンライン講義やYouTubeを見たり聞いたりしている人もいます。

皆さん本当にさまざまです。緊張感が伝わってきます。

試験会場に持ち込んだものたち

努力の証の問題集

私が試験会場に持ち込んだのは、もちろん「行政書士肢別過去問集]です。何度も何度も取り組んできたので、だいぶ汚れています。背表紙も柔らかくなり開きやすくなっています。表紙の文字は擦れて薄くなってしまっています。だいぶ貫禄があります。

他には「ケータイ行政書士ミニマム六方」を持ち込みました。気になったことがあれば、すぐに条文を確認できるようにです。こちらもずいぶんと汚れています。

汚れたテキストや問題集は努力の証です。自分でも誇らしく思っていました。周囲の方から「おっ、あの人、すごいな」と思ってもらえたかもしれません。

持参したテキストや問題集は以上です。もちろんもっと持っていきたい気持ちはありました。しかしたくさん持ち込んだところで、見返せる時間が十分あるわけではありません。短時間で重要なところ、気になったところを見直せるものが一番です。どこにどんな問題が掲載されているかもほぼわかっている最も慣れ親しんだ問題集が一番効率的でしょう。問題集にも載っていないが、急に気になることがでてきた場合には、スマホで検索すれば済むと割り切りました。

文房具

シャープペンシルは、芯の太さが0.7mmと0.9mmのものを愛用していました。マークを塗りつぶすのに0.5mmだと細すぎるからです。時間的には対して変わらないとは思いますが、私は太めの芯のものを使っていました。万一に備え、両方とも3本ずつ持ちました。

消しゴムは通常のプラスチック消しゴムを2つと細かな部分を消すことができる鉛筆型の消しゴムを持ち込みました。

黄色のラインマーカー、黒のボールペン、定規などもケースに入れていきました。

その他

気になるのは服装です。服装は天気に左右されます。

試験は11月ですので寒い日もあれば、暖かい日もあります。本格的な寒さはまだだとしても、曇りや雨の日ですと異様に寒い時もあります。とにかく重ね着をして、暑さにも寒さにも対応できるようにしておくことが大切です。

念のために膝掛けも1枚用意しておくにこしたことはないでしょう。私も1枚持って行きました。