『千問ノック』の問題集を追加する
『肢別過去問集』を1週間で回転させることができるようになってきたら、もう1冊の問題集を追加します。同じく合格革命シリーズの『一問一答式出るとこ千問ノック』という問題集です。この問題集は、テキストに掲載されている重要な事項を○×問題にして収録した問題集です。
『肢別過去問集』では抜けてしまっている知識を補うことができるようになっています。では追加した問題集をどのように使っていけばよいのでしょう。
『肢別過去問集』の歩みを止めてはいけない
新しい問題集を加えるからといって、せっかく1週間で1回転できるようになった『肢別過去問集』の回転を止めてはいけません。『千問ノック』は、『肢別過去問集』の上に乗るものです。ですから『肢別過去問集』を1週間で1回転のペースはそのままに、さらに『千問ノック』を追加するのです。
『千問ノック』を加えたために『肢別過去問集』が回転できなくなったとしたら、『肢別過去問集』のみに戻るべきです。あくまでも基本となる問題集は『肢別過去問集』です。一度『肢別過去問集』だけに戻ってスピードの向上を図ります。『千問ノック』を加えても大丈夫なくらいにスピードが向上してから再び追加するようにします。
最初は両方を1週間で回転させることはできないかもしれません。その場合に優先させるのは『肢別過去問集』です。『千問ノック』は1週間で終わらなくてもかまいません。
『千問ノック』は取り組みやすい
とはいっても『肢別過去問集』に比べ、『千問ノック』は格段に取り組みやすい問題集です。各肢の問題文も『肢別過去問集』に比べ短く、端的に示されています。問題文と同様に解説文も短く読みやすいです。短すぎるため、なぜ間違っているのかがはっきりとわからないところもあります。
『千問ノック』をさらに効率よく活用するために
少しでもわかりやすく、かつスピードをあげることができるようにラインマーカーを使いました。正誤を判断するのに必要不可欠な部分にマーカーを引きました。マーカーを引いた部分は解説文の1/3から1/2程度です。こうしておけば解説文に目を通すのに半分程度の時間ですませることができます。『千問ノック』は途中から導入して、試験までに13回転させました。